皮脂量はホルモン(女性ホルモン、男性ホルモン)によってコントロールされており
ホルモンを上手にコントロールするためには低容量ピルの使用がおすすめです。
こんな方におすすめ
低用量ピルには、「エストロゲン」「プロゲステロン」といった女性ホルモンが多く含まれています。 皮脂の分泌を抑える効果のある女性ホルモンを直接体内に取り込むことで、ホルモンバランスを整え皮脂量が適切な量にコントロールされ、炎症が抑えることができます。
頑張って洗顔してもニキビが治らない方
光治療やレーザー治療でニキビが治らなかった方
他院の低容量ピルでニキビが悪化した方
低容量ピルの特徴・効果
低用量ピルを用いたニキビ治療の特徴は、治療の効果が全身に及ぶという点です。 光治療やレーザー治療だと治療部位に応じての治療になります。 低用量ピルを用いたホルモン療法であれば、ニキビの数、範囲に関係なく、全身に効果があります。 また光治療やレーザー治療で破壊できるのは、現在炎症を起こしている皮脂腺のみで、将来の炎症を予防する効果はありません。 一方低用量ピルは、皮脂量をコントロールするホルモン自体に働きかけるため、すでに表面化しているニキビはもちろん、将来ニキビになる可能性があるニキビ予備軍まで幅広く効果を発揮します。
低容量ピルによるニキビ治療は、ホルモンコントロールによって皮脂の分泌量を抑える治療方法です。 そのため、ホルモンバランスの乱れなどによってできた下記のようなニキビに効果的です。 思春期ニキビ 大人ニキビ 生理前後に発生するニキビ 3か月以上治らない重度のニキビ 光治療やレーザー治療でも治らないニキビ しかし、ホルモンバランス以外の原因で生じたニキビだと、思ったより効果が出ないこともあります。 ストレスや不規則な生活、不十分な洗顔による肌の再生循環機能の遅れによってニキビになってしまうこともあり、これらが原因で出来たニキビには低容量ピルの効き目はあまりありません。 日常の生活から引き起こされるニキビもありますので、ニキビの出来やすい生活をしていないか生活の見直してみることも大切です。当院では、ニキビ治療に最適な低容量ピルの処方を行っています。