リベルサスrybelsus

GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省やアメリカのFDAに承認されています。
最近では、新しいダイエット薬として美容医療で注目されています。

リベルサスは食欲抑制ホルモンと同様の作用があり、服用すると通常より少ない食事量でも満腹感を実感しやすくなり、自然に食欲が抑えられるため、体重減量の効果がみられます。体重減少の効果は早い方で1か月、通常2~3カ月で実感できます。

リベルサス

こんな方におすすめ

食欲を我慢できない

運動が苦手

食生活が乱れている・食生活が不規則で間食が多い

ダイエットが続かない

リスク・副作用

・急性膵炎

・低血糖症状(冷や汗、気分不良、手足の震え、ふらつき、脱力感)

・吐き気、嘔吐

・下痢 ・便秘

副作用で主にみられるものは、吐き気、下痢などの胃腸障害ですが、内服継続をすることで症状は緩和していきます。
一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。
もし症状が強い、継続する場合は使用を中止し医師にご相談ください。

注意事項

以下の方はリベルサスの処方ができません。

・18歳未満、75歳以上の方

・妊娠中または妊娠予定の方、授乳中の方

・リベルサスに含まれる成分に対し過敏症がある方

・糖尿病の既往歴のある方または治療中の方

・糖尿病性ケトアシドーシスの方

・糖尿病性昏睡または前昏睡の方

・1型糖尿病患者

・重症感染症、手術等緊急の場合

・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の方

・多発性内分泌腫瘍症候群2型がある方

・甲状腺癌の既往歴または家族歴がある方

・膵炎の既往歴のある方

・重度胃不全麻痺等、重度の胃腸障害のある方

・胃摘出術を受けた患者 ・栄養不良状態の方、摂食障害のある方

・精神疾患や自殺企図のある方

・日常的に激しい筋肉運動をする方

・過度のアルコール摂取者

また、体重が正常範囲内の方や、医師の診断により治療の必要性が低いと判断した場合はリベルサスの処方ができないことがあります。

【使用する医療機器・医薬品について】

この治療で使用するビタミンC製剤は国内未承認医薬品です。
その他の製剤は厚生労働省の承認医薬品です。
ビタミンC製剤については以下をご確認ください。

未承認医薬品等

治療に用いるリベルサスは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省の承認を取得していますが、肥満治療目的での処方は国内で承認を取得していません。

入手経路等

国内の医療用医薬品卸より納品しています。

国内の承認医薬品等の有無

リベルサスと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認を取得しています。

諸外国における安全性等に係る情報

米国のFDAにおいて2型糖尿病治療薬として承認を取得しています。

医薬品副作用被害救済制度について

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。個人輸入の未承認の医薬品等に関する情報は厚生労働省のホームページをご確認ください。